ご挨拶


陶勝軒創業者の写真
初代(写真一番右)が修行を始めたばかりと思われる写真です。 幼い顔立ちですが、お仕着せ姿に たくましさが感じられます。 

陶勝軒はモザイクタイルの町、岐阜県多治見市笠原町の和菓子店です。

祖父が昭和4年10月に創業し、ただ今、3代目が営んでおります。 

初代の祖父が、愛知県瀬戸市にあった陶勝軒本舗様(現在、愛知県春日井市に移転)で修行したのち 地元笠原町にて開店致しました

その際、のれん分けをお許しいただき、「陶勝軒」を名乗っております。 

名前の由来は、陶器で有名な愛知県瀬戸市にあったため『陶器に勝つ勢いを』と「陶勝軒」にしたと聞き及んでおります。 

はからずしも笠原町も『モザイクタイルと茶碗の町』であったため

 『焼き物に勝つ勢いを』そのまま受け継ぐこととなり、今に至っております。 

3代目としてのこだわりは、「地元岐阜県産のものを中心に自分の目で厳選したその時一番良いと思う材料を使うこと」「手間を惜しまないこと」「伝統を大事にすること」そして、「新しい試みを忘れないこと」「常に勉強すること」 何よりも「自家製の餡を惜しみないこだわりで作ること」です。

当店の自家製餡は手間暇をとてもかけて作っています。目指しているのは、さらっとした口どけの良い餡、何度も食べたくなる餡です。すべては、「昔も今も美味しいは幸せ」と思う自らの気持ちと陶勝軒を愛して下さるお客様のため、努力を続けてまいります。